水産コンサルタントのエーコン株式会社と
鮭定置網漁業の有限会社 馴山水産の
異業種企業2社が共同で取り組むHACCP(ハサップ)に対応した
小型漁船用
漁獲物衛生管理
高度化支援システム開発プロジェクト
運用試験を実施中です!!
現在、北海道東部の知床半島を囲むの標津、野付、羅臼、斜里の4漁協に所属する計7隻の鮭定置網漁船の協力を得て、プロトタイプを運用中です。
このプロジェクトは、
(1)漁業者が海上での漁獲物の衛生管理をHACCP(ハサップ)に対応して高度化し、食の生産者として水産物の安全確保を容易に行うことができる。
(2)その衛生管理の内容を客観的かつ迅速に開示することにより、消費者の食の安心に対する要求に答えることができる。
ような、「さかなの安全と安心」を確保する上で、漁業者と消費者の双方に便利な道具を創ることを目標に,
システムのプロトタイプの開発とその運用試験を行うものです。
なお、このシステムの開発における海水の殺菌技術については、北海道大学大学院水産科学研究科生命資源科学専攻応用生物科学講座 吉水守教授のご指導をいただいています。
※本プロジェクトは、社団法人 海洋水産システム協会が実施する
平成13年度 提案公募型有明地域等緊急振興対策研究開発事業
(提案公募型水産業活性化ハイテクノロジー開発事業)の委託を受けて実施しています。